海洋保護

今ある自然や生物を後世の人たちにも見てもらいたいという思いから、絶滅が危惧されている海洋生物の生態調査、及び有識者との連携を取りながら海洋環境保全の為の情報発信をして行くことを目標とする。

なぜサメなのか?

殆どのサメは、捕食者として海の食物連鎖の頂点に君臨し、海洋生態系において重要な役割を果たしていると考えられている。サメは、老いたものや弱ったもの、病気になったものをたいていエサにするので、エサとなる個体群は健康で強い個体がより高い確率で繁殖して遺伝子を残すことができることから、健全な状態を維持することにも役立っているのである。このことから、サメは、海洋生態系の自然のバランスを調整し、生態系の中で欠くことのできない位置を占めていると言えるだろう。また、軟骨魚類であるサメは、硬骨魚類に比べ繁殖力が低く、漁業の対象にすると瞬く間に激減するという点も考慮しなければならないのである。

ヨゴレについて

数多くの種類があるサメの中でも、注目すべきはヨゴレの存在である。ヨゴレは、2013年3月にワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)の附属書に掲載され、サメの保護活動の中でも重要な種目であると考えられている。ヨゴレの分布域は、全海洋の熱帯から亜熱帯海域とされており、沖縄県島尻郡を含む沖縄県海域には生息していないと言われている。しかし、近年の温暖化による影響からか、沖縄県の漁業関係者より目撃情報を現在得ている。ゆえに、ヨゴレの新たな生息地域を発見し、その生態調査を継続することも重要である。

活動方針

  • 環境汚染の調査と現状の把握
  • サメについての情報伝達とネガティブなイメージの改革
  • タギングをしてサメの生態調査とモニタリング
  • 海上をパトロール

海洋生態系からサメがいなくなるということは、生態学的にも経済的にも損失をもたらす可能性があることから、サメの保護活動を考える必要がありヨゴレを含め、まずはサメの生態調査を行いたい。クジラの保護活動は日本においても広く知られているが、現在、世界的にも声が高まっているサメの保護活動を日本においてもより多くの人たちに広げて行きたいと考える。